2024.7.20 柏レイソル🆚川崎フロンターレ マッチコラム

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序盤の2失点が試合を決めた

犬飼の復帰

GK松本とともに離脱が続いていたDF犬飼智也が復帰しました。復帰まではもう少し時間がかかるものだと思っていましたが、嬉しい誤算でした。犬飼がピッチに現れた時の拍手にサポーターの期待が表れていたと思います。

改善のない失点癖

前節の名古屋戦まで8試合連続で先制点を献上という不名誉な記録を更新し続けていた柏レイソル。もう序盤の失点は当たり前だよね、失点してからギアを上げるのが柏レイソルなんだから、と思っています。だからこの試合も先制点を与えたところまではまだ気持ちを保てていましたが、2点目は流石にしんどかったですね。

突破された左右のサイド

序盤の2失点はどちらも右サイドからのクロスからでした。1点目はサイドにもエリア内にも十分人数がいたように見えましたが止めきれず。2失点目は右サイドでフリーになった家長から2本もクロスを上げさせてしまい、2本目のクロスで失点。1点目と2点目の間(前半8分)にもカウンターからあわや失点という場面もありました。GK松本のナイスセーブで凌ぎましたが、結局そのコーナーキックからの流れで失点してますからね。

前半のうちに1点返したことで空気は変わった

前半10分までに2失点したことでもう今日は無理じゃんという雰囲気を強く感じましたが、直後の11分に相手ゴール前で得たフリーキックから白井のJ1初ゴールで1点を返しました。これでスタジアムの雰囲気は一気に盛り上がりました。あのゴールがなかったらもっと酷い展開になっていたかもしれませんね。

垣田の熱い気持ちが見えた柏での初ゴール

後半66分。柏の新エース候補が早速結果を残します。サヴィオの左サイドのコーナーキック。一度はGKチョンソンリョンに弾かれますが、そのこぼれ球を拾った山田雄士から素晴らしいクロスが入り、垣田が頭で合わせ同点弾。ゴール後のゴール裏を煽る垣田の姿、しびれましたね。

守護神のミスとエースのPK失敗

今季はアディショナルタイムに決勝点を奪うことも多く、2点差を追いついたスタジアムの雰囲気は最高潮。これ絶対逆転できるでしょと多くの人が感じていたと思います。しかし、今日の運は川崎に味方しました。78分、マルシーニョのシュートをGK松本が難なくセーブ、したかに思われましたがまさかのファンブル。こぼれ球に飛びついた瀬川のシュートは松本の下腹部を直撃。さらにこぼれたボールを脇坂がゴールに蹴り込みました。

89分には小屋松の突破からハンドでPKを獲得。チョンソンリョンとのPK戦は天皇杯決勝を思い出しました。キッカーはサヴィオ。右に蹴られたボールはコースも甘くGKにセーブされました。

そのまま試合終了。川崎は久しぶりのリーグ戦勝利。柏は連敗となりました。

総括

ビハインドから一時追いつき逆転の可能性も見せたと言う点では面白い試合と言えなくもない。ただ、勝てた試合であることは間違いないし、少なくとも引き分けには持ち込めた。エースと守護神が試合を決めきれないようでは負けも当然か。

見逃されたオフサイド VARがある意味は?

試合後にX上では話題になっていましたが、脇坂が決めた決勝点は実はオフサイド疑惑があったようです。

確かによく見るとオフサイドなのは間違いなさそうですね。

帰宅してからDAZNで確認しましたが、ゴール直後の実況も解説も特にオフサイドについては触れていませんでした。

通常のDFとFWのオフサイドシーンではありませんでしたが、これではVARを導入している意味がないですよね。

PKのときには静観?応援?

サヴィオのPK失敗がありましたが、失敗した事実以上に「ゴールはなぜ応援を止めないのか」について意見が飛び交っていました。

正直現地で応援していても「応援止めないんだ?」と感じていました。

静かな方が良いのか、応援があった方がいいのか。

結局は「選手によって異なる」としか言いようがないのだと思いますが、どちらかといえばPK時は静観する印象ありますよね。

HITACHI DAY

今回の試合で開催されたHITACHI DAY。5年ぶりの開催だそうですが、来場者にはタオルとうちわが配られました。

驚いたのがタオルの質。大きさ、肌触り、機能性と「無料で配るレベルじゃくない?」と誰もが感じたはず。

日立グループ様、本当にありがとうございます。

これからも柏レイソルをよろしくお願いします。

最後に

連敗という最悪な形で中断期間に入ります。ただ、切り替えて前に進むしかありません。

昨年も調子の悪いまま中断期間に入りましたが、レイソルはその期間を有効活用し、守備の整備を行い残留へと繋げました。今回もよい準備を期待したいですね。

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この記事を書いた人

タヌキとキツネの夫婦です。教育系の仕事を長くやっています。

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